1型糖尿病患者は帯状疱疹を発症しやすい

 台湾で、1型糖尿病患者99,566名、2型糖尿病患者1,458,331名を調査した。
 糖尿病患者のうち1年間に帯状疱疹を発症するのは1,000名中9.7名で、対照群の8.8名に対して有意に多かった。対照群と比べて、1型糖尿病患者の帯状疱疹発症率は1.35倍で、2型糖尿病患者の1.09倍に対して有意に高かった。
 対照群と比べて、1型糖尿病患者の帯状疱疹後神経痛の発症率は1.45倍、2型糖尿病患者は1.45倍であった。1型と2型の間に有意な差はなかった。
Acta Derm Venereol 2023; 103: adv9400